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https://w.atwiki.jp/feztemeehadameda/
だがFEZテメーはダメだ 最新スレ:ネ実民がFEZをしてみるスレ。 4のりこ目ー^^ こちらのWikiは FF11の荒波で心身共に疲れきっているかもしれないネ実民達が FEZに参加して ネ実部隊に参加したり ネ実部隊に参加せずネ実部隊に粘着したり 武道エンチャで俺TUEEEEEEEしたり ナイトクリ要求しておきながらジャイでるにゃしたり 開幕ハイドキプクリ強襲して鯖晒しスレで晒されたり 見抜きに参加して自キャラが性的な液まみれになったり キマFBの成功率を誇らしげにコメントに記したり 全チャで対戦相手を煽りまくって戦場からキックされたり 戦争中にあれこれ指示だした挙句負けたら誰かを戦犯扱いしたり フェニ糞の調整に文句付けまくったり 戦場のあらゆる意味のLV低下について軍範チャットで文句たれまくったり 戦争に疲れたら首都でだらだらFF11の昔話をしたり G鯖行こうぜーとスレでいやらしく勧誘したり カジノのルーレットを22回回して装備がひとつも出なくて泣いたり 普通に裏方から頑張ってプレイヤースキルを築き上げたり そんな皆さんのためのWikiかもしれません。 しきたり(大切) 1:当Wikiおよびネ実FEZテメーはダメだスレでは以下のような方の参加を推奨しません。つーか来るな。 FEZの規約に違反した行為を行っている方 接続回線を絞って優位に戦闘を行っている方 ネ実部隊内輪の会話をゲームから引っ張り出して知ってて当然とスレに書き込む方 2:当Wikiおよびネ実FEZテメーはダメだスレでは以下のような方の参加を推奨します。 ネ実板住民、およびネ実板のノリを理解してエンジョイできる方 FF11のトップコンテンツに辟易してFF14までどうすっか迷っている方 3:当Wikiおよびネ実FEZテメーはダメだスレでは以下のような方の参加も問題ありません。お気楽にいきましょう。 ネ実板住民じゃない、FF11を遊んだことが無い ネ実のネタがわからない方 色々と場の空気を読んで発言したり行動できたりするいいお方 ⑩<死ぬよ ⑩<LV40相当の装備しないと死ぬ ネ実部隊について 09 07/03現在、以下の部隊が活動しております。 ■Briah鯖ネツァワル国 「FEZテメーはダメだ」 その他にも結成されたりしたら、ご紹介させていただければと思います。あ、邪魔ですかそうですか。
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トップページ メインコンテンツ 建築 脱初心者 目指せ中級者 中級者超え 上級者 リンク FEZ 公式 FEZ wiki FEZ 武器画像 FEZ 防具画像 FEZ スキルシミュレータ FEZ ノート ここを編集
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ロッキー=バンク 【人称】 一人称→「」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 ゼス二級市民であり、幾多の死線をさまよいながらも生き延びてきた悪運を持つ男。 優しい性格で孤児院の子供達には好かれている。大斧を武器に戦う。 ランスと出会い、彼を「ランス様」と呼んで慕っている。 二級市民ゆえに知能が低く、言葉が訛っているが家事は万能で、 シィル不在の際にランスの世話係をしていた。 男は要らない、とランスに幾度か捨てられた事もあったが、その度に舞い戻ってきている。 シィルが自分の境遇とは逆に奴隷の魔法使いであるため辛くあたる事もあったが、 後に素直に謝った事でスターレベル様に気に入られ、才能限界に達する度に上限を引き上げられる。 ちなみにロッキーはメインメンバー扱いなのでどうやっても部隊から外せない。
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ルピーバンクの使い方 ルピーを好きな時に好きな鯖で入金・出金ができる機能です! ※口座を作るのに200ルピーが必要です 使い方 1.初心者クエストのレベルを Lv6 まであげる 2.ハンドブックを開く。(またはチャット欄で「/n」) 3.ルピーバンクを選択する 4.入金・出金ができるようになります! 注意事項 インベントリが埋まっている状態で引き出しをしないでください。 引き出したルピーが消えます。その場合は補填できません。
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ミュージックバンク(生放送ミュージックバンク/생방송 뮤직뱅크/MUSIC BANK)は 韓国の放送局韓国放送公社のテレビチャンネルKBS第2TVで毎週金曜日の夕方5時50分に放送される歌謡順位プログラム。 KBS新館公開ホールからHD生放送で進行される。 仁川世界都市祝典のような屋外で行われる公開放送は、主に録画で行われることもある。 2010年 7月23日放送分からは扇情性の問題で視聴者の評価が12歳以上の視聴から15歳以上の視聴が変更された 。同年8月以来、世界54カ国を対象に生放送している。 歴史 歴代MC 歴代受賞者2010年 2011年 [部分編集] 歴史 [部分編集] 歴代MC リュ・シウォン、キム・ジホ(1998) リュ・シウォン、ファンユソン(1998〜1999) キム・スンヒョン、ファン・ユソン(1999) チュ・ヨンフン、ファン・ユソン(1999) チュ・ヨンフン、キム・ギュリ(1999〜2000) イ・フィジェ、ソン・ヘギョ(2000) イ・フィジェ、イ・ナヨン(2000〜2001) イ・フィジェ、キムボギョン(2001) イ・フィジェ、キムミンソン(2001.11.8〜2002.4.18) イ・フィジェ、キムミンジョン(2002.4.25〜2002.10.24) ピ(Rain)?、シュー(2002.10.31〜2003.1.30) チョンジン、シュー(2003.2.6〜2003.6.19) チェ・ジョンウォン、パク・チョンア?(2003.6.26〜2004.6.11) チソン、パク・ウネ(2004.6.18〜2004.11.5) ナム・グンミン、ソ・イヒョン(2004.11.12〜2005.4.29) チ・ヒョヌ、キム・ボミン(2005.5.8〜2005.10.30) カン・ギョンジュン、パク・キョンリム(2005.11.6〜2006.3.12) カン・ギョンジュン、チャン・ヒジン(2006.3.26〜2006.11.19) ハハ?、イ・ソヨン(2006.11.26〜2007.4.1) ハハ、イ・ヒョンジ(2007.4.8〜2008.2.1) タブロー?、キム・ソンウン(2008.2.15〜2008.5.16) タブロー、ミン・ソヒョン(2008.5.23〜2008.8.8) ユ・セユン、ソ・インヨン?(2008.8.29〜2009.1.9) ユ・セユン、パク・ウンヨウン(2009.1.16〜2009.7.31) ソンジュンギ、ソヒョリム(2009.8.7〜2010.11.19) ヒョヌ、キムミンジ(2010.12.3〜現在) 歴代受賞者 [部分編集] 2010年 1月1月15日 ガイン?&チョ・グォン? - 私たち愛するようになりました 1月22日 ガイン?&チョ・グォン? - 私たち愛するようになりました(2週連続) 1月29日 CNBLUE - ひとりぼっち 2月2月5日 少女時代 -Oh! 2月12日 少女時代 -Oh!(2週連続) 2月19日 少女時代 -Oh!(3週連続) 2月26日 少女時代 -Oh!(4週連続) 3月3月5日 少女時代 -Oh!(5週連続) 3月12日 KARA - ルパン 3月19日 KARA - ルパン(2週連続) 3月26日 KARA - ルパン(3週連続) 4月4月2日 少女時代 - Run Devil Run 4月9日 少女時代- Run Devil Run(2週連続) 4月16日 ピ(Rain)? -君を捕まえる歌 4月23日 ピ(Rain)? -君を捕まえる歌(2週連続) 4月30日 ピ(Rain)? -君を捕まえる歌(3週連続) 5月5月7日 2PM - Without U 5月14日 2PM - Without U(2週連続) 5月21日 Super Junior -美人 5月28日スーパージュニア -美人(2週連続) 6月6月4日スーパージュニア -美人(3週連続) 6月11日SS501 - Love Ya 6月18日SS501 - Love Ya(2週連続) 6月25日 少女時代- Oh![上半期決算チャート] 7月7月2日 IU -小言 7月9日、スーパージュニア -君のような人はもういない 7月16日 テヤン?- I Need A Girl 7月23日 Miss A- Bad Girl Good Girl 7月30日 SHINee- Lucifer 8月8月6日 SHINee - Lucifer(2週連続) 8月13日、BoA - Hurricane Venus 8月20日、BoA - Hurricane Venus(2週連続) 8月27日、BoA - Hurricane Venus(3週連続) 9月9月3日オム(チャンミン&イヒョン) -ご飯だけよく食べたよ 9月10日FTアイランド -愛愛愛 9月17日2NE1 - Can`t Nobody 9月24日2NE1 - Go Away 10月10月1日2NE1 - Go Away(2週連続) 10月8日、ビースト -呼吸 10月15日 SHINee- Hello 10月22日 2PM - I`ll Be Back 10月29日 2PM - I`ll Be Back(2週連続) 11月11月5日 少女時代 -フッ 11月12日 少女時代-フッ(2週連続) 11月19日 少女時代-フッ(3週連続) 11月26日 少女時代-フッ(4週連続) 12月12月3日 少女時代-フッ(5週連続) 12月10日カラ -ジャンプ 12月17日シスター -あなたなんて、少女時代 - Oh!【年末決算チャート] 12月24日 IU -いい日 12月31日 IU-いい日(2週連続) [部分編集] 2011年 1月1月14日- 東方神起 -どうして(Keep your head down) 1月21日- 東方神起 -どうして(Keep your head down)(2週連続) 1月28日- 東方神起 -どうして(Keep your head down)(3週連続) 2月2月4日- Secret -シャイボーイ 2月11日- Secret -シャイボーイ(2週連続) 2月18日- Secret -シャイボーイ(3週連続) 2月25日- G.NA - Black&White 3月3月4日- BIGBANG - TONIGHT 3月11日- BIGBANG - TONIGHT(2週連続) 3月18日- BIGBANG - TONIGHT(3週連続) 3月25日- 東方神起 -これだけは知っているが(Before U Go) 4月4月1日- CNBLUE -直感 4月8日- CNBLUE -直感(2週連続) 4月15日- CNBLUE -直感(3週連続) 4月22日- BIGBANG - LOVE SONG 4月29日- f(x) -ピノキオ(Danger) 5月5月6日- パク・ジェボム? - Abandoned(Feat.Dok2) 5月13日- パク・ジェボム? - Abandoned(Feat.Dok2)(2週連続) 5月20日- f(x) -ピノキオ(Danger)(通算2週) 5月27日- BEAST -雨の日に 6月6月3日 BEAST - Fiction 6月10日 BEAST - Fiction(2週連続) 6月17日 キム・ヒョンジュン? - Break Down 6月24日 キム・ヒョンジュン? - Break Down(2週連続) 7月7月1日 2PM - Hands Up 7月8日 2PM - Hands Up(2週連続) 今日 - ; 昨日 - ; 合計 - ;
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●FX用語集(全部) ●FX用語 あ∼お インターバンク市場 銀行と銀行の間で取引が行われる市場のこと。外国為替市場という場合には通常、ここを指します。これに対し、銀行が顧客に対して取引を行うのが対顧客市場です。 銀行が顧客との取引で生じた為替持高のカバー、銀行自体の意図的持高操作を行う。金融機関、ブローカー(仲立人)、中央銀行で構成されている。
https://w.atwiki.jp/rahab/pages/26.html
FEZ-RHBの歴史表 2006年 12月 クローズベータ Bゲブ「Rahab_KrasnayaVolk」 2007年 8月 Eホル「RAHAB」
https://w.atwiki.jp/fezusa/pages/2.html
メニュー トップページ 基礎知識 ├ USA鯖の始め方 ├ USA鯖の仕様 ├ フォーラムの使い方 ├ コンボ集 ├ オフィシャルショップ ├ 小ネタ ├ 戦術目標 ├ 一言掲示板 └ 人口調査 英語関連 ├ 英字マクロ ├ 英略語 ├ NGワード ├ 称号 └ アイテム名 ├ 武器+盾名 └ 頭装備名 各国勢力評価 ├ ネツァワル王国 ├ カセドリア連合王国 ├ エルソード王国 ├ ホルデイン王国 └ ゲブランド帝国 日本人部隊 ├ スレ部隊KAMIKAZE ├ 部隊VIPPER └ IRC導入のすすめ USAの事件 ├ Requiemの戦い └ Daryoon先生 その他 ├ Wiki編集用テンプレ ├ 本スレ用テンプレ └ 過去ログ一覧 リンク ├ FEZ USA公式サイト ├ FEZ Universe Wiki ├ FEZ 日本鯖Wiki └ FEZ USA画像掲示板 Total: - Today: - Yesterday: - 更新のあったページ (20件) 取得中です。 メニュー編集
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「バン、クーマー!」 【製作No.】 第9号 【名前】 バンクマッシュルーム 【読み方】 ばんくまっしゅるーむ 【声】 川津泰彦 【登場作品】 爆竜戦隊アバレンジャー 【登場話】 第10話「アバレリーガー金(かね)縛り」 【所属】 邪命体エヴォリアン 【分類】 トリノイド/ミケラ創造トリノイド 【製作者】 創造の使徒 ミケラ 【必殺技】 スマッシュルームお金縛り 【使用カラー】 バブルエキス入りマネー色クマ科冬眠エキス入りワライグマ色菌類キューティクルエキス入りマッシュルームカット色 【器物モチーフ】 銀行(英:bank) 【生物モチーフ】 クマ 【植物モチーフ】 キノコ(英:mushroom) 【詳細】 ミケラが3つのモチーフ(銀行、クマ、キノコ)を融合させて作り出したトリノイド第9号。 「ベアベアベア」が口癖。 スマッシュ弾を浴びた者は髪型が時代遅れのマッシュルームカットにされ、何でもお金で解決しようとする金の亡者になってしまう。 更にATMからの金貨を相手の全身に張り付かせる事で身動きを封じる「お金縛り攻撃」という技を繰り出し、「低金利貸し出しローン無駄遣い攻撃」で秒速200枚の金貨をマシンガンのように発射する事ができ、クマの獰猛な性格も秘められ、両手の鋭い爪で相手を斬り裂く。 人々を次々とマッシュルームヘアに変えていき、駆け付けたブラック以外のアバレンジャーの決めポーズに「お見事」と褒め称えてしまう。 「バーミア兵」と交戦するアバレンジャーもマッシュルームヘアに変えようとするが、偶然通り掛かった大リーガーのホームラン王バッキー・バンズにスマッシュ弾を打ち返されて自身がマッシュルームヘアになってしまい、バーミア兵に笑われた恥ずかしさから撤退。 バンズにサインをさせている隙を突き、スマッシュ弾を密着させた事でマッシュルームヘアに変える。 幸人をお金縛りで動けなくさせ、ブラック以外のアバレンジャーを低金利貸し出しローン無駄遣い攻撃で追い詰めるが、お金を武器にする行為にレッド、イエローの怒りを買い、駆け付けたブラックの持ってきた巨大貯金箱で勝負を挑まれるが、全ての貯金箱を埋めつくす程に硬貨を発射。 バンズが駆け付け、金の亡者になっても大リーガーの本能を忘れていないバンズはブルーの投げた貯金箱を打ち飛ばす。 貯金箱を命中されると何故か冬眠してしまうが、イエローの「もう春よ」の一言で目を覚まし、冬眠から目覚めたクマのような凶暴性を発揮するが、アバレモードとなったアバレンジャーの返り討ちに遭い、「ダイノダイナマイト」により倒される(同時にマッシュルームヘアにされた人々も元に戻る。)。 その直後、ジャメーバ菌を含む雨を破片が浴びた事で再生巨大化する(上記の台詞はその際のもの。)。 アバレンオーと交戦、アバレンオーをボクシングのような攻撃で苦しめるが、アバレンオーはバキケロナグルスを爆竜コンバインした事によりアバレンオーナグルスとなり、最期は「爆竜必殺バキバキパンチ」を受け爆散した。 【余談】 胴体の左半分のATM部分の表面に「9」の刻印が見られる。 デザイナーのさとうけいいち氏によれば、「キノコをモチーフにしているため、右耳の硬貨の刻印の人物をマッシュルームカットにした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
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ヒーローバンク 【ひーろーばんく】 ジャンル マネーバトルRPG 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 3DSカード/ダウンロードソフト 発売元 セガ 開発元 デジタルワークスエンターテイメントバレット 発売日 2014年3月20日 定価 パッケージ 5,550円ダウンロード 4,900円(共に税5%込) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 1個 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 バカゲー ポイント 金が全ての少年向けシナリオ札束で張り倒すようなえげつないゲーム性バランスは大味 ヒーローバンクシリーズ1 - 2 - アーケード 概要 ストーリー システム おバカ要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 セガが打ち出した少年向けヒーローゲーム。漫画・アニメと大々的にコラボレーションし売り出された。 一見正統派ヒーローものに見えるが、そこはセガらしく出来上がったのは何やら異様な雰囲気を発する作品だった。 一言でテーマを言えば「 金が全てのヒーロー 」である。 ちなみに『金』のインパクトに隠れがちだが、「働く人は誰もがヒーロー」のキャッチコピーなど『職業』も題材にしている。 製作総指揮は『龍が如くシリーズ』で有名な名越稔洋が務めている。 ストーリー ある日、とつぜん100億円の借金をすることになってしまった小学5年生の豪勝カイト! その借金は、「ヒーローバトル」の大会で勝利し、賞金を稼いでかえさなければならない!! ネットからダウンロードしたデータ「ヒーロー着」を身につけて戦う新時代のサイバースポーツ、それが「ヒーローバトル」!! カイトは「ヒーローバトル」で勝利し、100億円の借金を返すことができるのか!? バトルとお金をめぐる、熱きドラマが今、はじまる! (公式サイトより) システム 基本的にはフィールド上を主人公カイトを操って進む普通のRPG。上画面がメインで、下画面がマップになっている。フィールド上は十字キーでも、マップをタッチしてもどちらでも動かせる。 歩いているとランダムにエンカウントする。またバトルメールというものを用いて能動的にエンカウントすることも可能。 本作のバトルは「ヒーローバトル」という独自のもの。襲ってくる相手は基本的にヒーローバトルで戦うのが趣味のごく普通の一般人である(作中では「ファイトレーダー」と呼称)。イベント戦闘以外は負けても拠点であるゴールドベースに戻される以外にペナルティはない。 ヒーローバトルはネット中継されており、試合を通して目立つことが主人公をはじめとしたファイトレーダーたちの目的になる。 + ヒーローバトルやヒーロー着の詳細(長くなるので収納) バトルフィールドは円形のリング。ここで一対一の真剣勝負が繰り広げられる。上画面では現在の試合の様子、下画面がフィールド全体の様子になる。バトルでは十字キーによる操作はできず、常にタッチ操作になる。 試合中、観戦者達によりバトル用の金が「おひねり」としてフィールド上にばらまかれる。これの奪い合いが第一の勝負所。 おひねりの量は画面上部の「ヒートアップゲージ」により増大する。序盤は心もとないおひねりの量も、試合が白熱するとガンガン増えていく。 フィールドの4隅にあるポールに昇ってパフォーマンスをすると、ヒートアップゲージが一気に増大し、おひねりもガッツリもらえる。ただし、この間は完全に無防備。 なお、バトル中使用する金とフィールドで使用する金は同じ「円」で呼称されるが別カウントになっている。フィールドで何億円稼ごうが、基本的にバトル開始時には100万円しか持っていない。 相手の体力を先にゼロにする、もしくはダウンした相手をフォールして3カウント取れば勝利。 勝利するとヒートアップゲージなどに応じたファイトマネーと経験値がもらえる。経験値が一定量貯まるとレベルアップ。またヒーロー着のパーツや消耗品がもらえることも。 試合ではそれぞれのヒーロー着に4種類ずつ設定された技を駆使して戦うことになる。なお、どの技を使えるかはヒーロー着ごとに個別に設定されており(後述)、同じ種類のヒーロー着でも品物が違えば違った技設定になる。 各技には威力・注目度・射程・消費金額が設定されている。 威力の高い技ほど基本的に消費金額も多くなっており、多くのおひねりを集めないと使えない。 また、各技には近中遠の射程があり、その技に設定された射程内に相手がいないと技が使えない。 注目度の高い技を使うほどヒートアップゲージは多く増大する。そのため、威力は低くても、注目度の高い技を使う戦略もある。 特殊な状態異常効果やガード不能・回避不能などの特殊効果付きの技もある。 技は通常技、必殺技、兆ド級必殺技の3種類に分かれる。 通常技は全てのヒーロー着で共有する技。 必殺技はそのヒーロー着固有の技。 兆ド級必殺技は特殊な演出と共に使用できるそのヒーロー着最大の大技で、威力も消費金額も桁外れ。 一方でこれらの技を使われた側はディフェンスとなり、各種行動で対処していくことになる。ディフェンス側の取れる行動は以下の通り。 「ガード」は10万円払って相手の攻撃を確実に軽減する。 「ふんばる」は相手の攻撃を真正面から受け止め、ヒートアップゲージを増やしボーナスももらえる。資金が足りないとこれしか選べない。 「かわす」は20万円払って相手の攻撃を回避できる。かわせばノーダメージかつガードでは防げない状態異常も受けずに済む。回避率はそこそこ高いが、失敗すると相手の攻撃が直撃してしまう。 「ガチンコ」は一試合で使用できる回数が制限された奥の手。ランダムに選ばれたミニゲームで相手と勝負し、負けた方は一定時間気絶して完全に無防備になる。使用回数さえ残っていれば防御側が一方的にガチンコを宣言して攻撃チャンスにできるが、もちろんミニゲームに勝つことが前提。 ヒーロー着には火・水・風・土・光・闇の6種類の属性が設定されている。このうち光と闇はほとんど所持者のいないレア属性。 火は風に強く、風は土に強く、土は水に強く、水は火に強い4竦みが基本。光と闇は他属性すべてに強い。 有利な属性に対しては、食らうダメージが減る上こちらの与えるダメージは増えるので大幅に優位に立てる。 また、フィールドも5か所に分割されたそれぞれに属性が設定されている(無属性であることもある)。 自分のヒーロー着と同じ属性のエリアにいるとパラメーターがアップする。一方、弱点属性のエリアにいても特に効果はない。 各ヒーロー着には「変身可能時間」が設定されており、戦闘中は常に減少していく。これがゼロになると、パラメーターが大幅にダウンしてしまい、非常に不利になる。 そうなる前にストックのヒーロー着に変身し直すのが重要になる。ヒーロー着は5着まで持てる。また相手の属性に合わせて変身することも、戦略的には有効。 変身に制限はないが、変身直後は一切の行動がとれず完全に無防備である。 バトルが終わると体力は回復するが変身可能時間は回復しない。各所に設置されている「ランドリー」で回復させる必要がある。 ヒーロー着の入手手段は主に3種類ある。 「レンタル」は格安で使用できるが、ランドリーで変身可能時間を回復できないという重大な問題があるため、使い捨てになる。 またクローゼットにもしまえず、手元に置いておけない場合消滅してしまう。 技の組み合わせはヒーロー着ごとにランダム。 「購入」はかなり高価だが、普通に変身可能時間を回復できる。 こちらも技の組み合わせはヒーロー着ごとにランダム。 「ヒーロー着スタジオ」は各ヒーロー着に必要な設計図と各部パーツ(ヘッド、ボディ、アーム、レッグ)を集めて自分で組み立てる。もちろん普通に変身可能時間を回復できる。 設計図は高価だが何度でも使える。各部パーツもかなり安く購入できる上、該当のヒーロー着の相手を倒した際にもランダムにパーツをもらえるため、コストパフォーマンスが非常に良い。 またパーツには技やパラメーター補正が個別に設定されており、それらが完成品に引き継がれるため、強いパーツを厳選すれば強いスーツを作ることも出来る。 但し、組み立ての際にジャイロセンサーを用いたミニゲームをする必要があり、失敗するとステータスが下がったヒーロー着になってしまう。 ヒーロー着には種類ごとに熟練度と人気度が設定されており、そのヒーロー着を使い続けるほど高まっていく。これに関してはレンタルでも問題なく上がる。 熟練度が上がると、そのヒーロー着を使用した際のステータスがアップしより強くなる。 人気度が上がると、レンタルに設定(後述)した際の儲けが大きくなる。 拠点であるゴールドベースでは、2種類の方法でお金を稼げる。 2階の「ガッポリジム」でトレーニング機器を設置して会員を集めてお金を稼げる。トレーニング機器は自分で使ってパラメーター向上も可能(実質これがメイン)。 3階の「サーバールーム」では、使っていないヒーロー着をレンタルに設定することでお金を稼げる。前述の通りそのヒーロー着で大活躍して人気度を上げておくことが重要。 おバカ要素 基本的には「前時代な少年向けRPG」と言ったところで、あまり語る点はないのだが、セガらしく妙なところに多数のこだわりが感じられる。 まず、「現金を払ってヒーロースーツを借りてヒーローになる」という基本コンセプトは誰がどう見ても『レンタヒーロー』のセルフパロディである。本作では購入もできるとはいえ。 「現金が舞い降りるなかスーツをまとって¥ポーズ(というか荒ぶる鷹のポーズ)を取る主人公(小学生)」という過去最高に汚らしい(褒め言葉)パッケージ。 ゲームを起動すると角田信朗が熱唱するテーマソング「かせげ!ジャリンコヒーローズ」が流れる。 一見ごく普通の熱いアニソンに見えるが「ジャリンジャリン稼ぐぜ!」「商魂(たましい)」「ビジネスチャンス」など、よくよく聞くとどう考えてもアニソンでは深夜アニメでもない限り絶対使わないワードのオンパレード。またムービー中では現金風呂に入って大笑いする主人公(繰り返すが小学生)の姿が。 星のフームたん製作陣もドン引きするのでは? 「主人公が100億円の借金を背負いその返済を目指す」(何度も言うが小学生である(*1))衝撃のシナリオ。「連帯保証人がどーのこーの」など小学生向けとは思えぬ発言も頻発する。とにかくすべてにおいて「金」が第一義になってくる。 現金の価値が明らかにインフレしており、ファイトマネーが一戦1000万越え、その辺の人の頼みを聞くだけで数百万円などの世界観なので100億も大したことないのかと思いきや、うまい棒は10円なのでやはり現実世界並の借金らしい。このあたりの金銭感覚が明らかに矛盾しているのだが…。 一応、「うまい棒だけが極端に安い」と解釈はできる。 世界観だけでなく、ゲームシステムに至るまで徹頭徹尾「金が全て」となっている。 なんとこのゲーム試合中に買い物ができる。しかも一切隙が無い。買えるアイテムも相手を確実に状態異常にしたり使えるお金を増やしたり強力なものばかり。このため、500万(フィールドのお金)払って50万(バトルのお金)を手に入れるという端から見ると意味不明な買い物が可能。 マップ上で購入できるアイテムも非常に強力。特に極悪なのがリングマット系列。一切の隙なくフィールド全体を任意の属性にできるという恐ろしいもので、相手の弱点属性に変身してこれを使えばボス級の敵でもほとんど一方的に倒せる。回復アイテムも当然隙がないので、連続使用で一気に全回復可能。 このため、ひたすら金を稼いでその金で買ったアイテムで一方的な試合展開に持ち込むという身も蓋もない戦略が全編通して非常に有効になってくる。評価点でも触れた通り、最終的に「主人公が世界中の人から現金を集めてライバルを倒す」という展開なので、とにかくすべてが金で決まることになる。ネタとしてはしばしば使われるが、「地球のみんな!オラに現金を分けてくれ!」を真面目にやった作品はそうないだろう。 プレイヤーはそんなことはできないが、ゲーム中ではリアルマネーをヒーローバトルに投じ過ぎて危険なことになっている人も登場する。昨今の課金ゲーに対する皮肉?いやまさか。 このようなゲームデザインはおそらく「わざと」やっている。札束で頬をひっぱたくような戦略が有効なゲームなどそうそうないだろう(特に小学生向けでは)。 概要にもあるように本作は『職業』も題材にしているが、なぜか実在企業と盛大にコラボし、コラボした企業の広告をバンバン打ち出しコラボヒーロー着も出すという謎の戦略(*2)。コラボ先は漫画も連載されたコロコロコミックは当然として、ケンタッキー、ピザハット、くら寿司などのファーストフードチェーン、カラオケチェーンであるビッグエコー、大手カメラメーカーの富士フイルム、スポーツ用品のムーンスター、小学生にも縁の深いショウワノート、果ては公共機関である警視庁 東京消防庁とまでコラボしている。 またコロコロからは怪盗ジョーカー、ケシカスくんなども登場している。 当然のように自社コラボもある。ゲーム内でも「ゲームキピコピコ」というヒーロー着として登場しているが、早期購入特典として「セガリオン」というヒーロー着が使用可能。 「頭がオパオパ、背中にセガサターン、胴体がドリキャス」というセガファン感涙物の仕様。使える技も「バーチャガン」「64ビットきゅうパンチ」「メガドライバーパンチ」など。兆ド級必殺技はオパオパに16トンを落としてもらう「オパオパヘビーボム」という謎のこだわり。なお初期から使えることを考えれば破格に強いのだが、欠点としてどの技も強さの割にやたら注目度が低い。…自虐か? なお、ストーリー中でも一度だけ対戦する機会がある。しかしそれというのが敵の大ボスが腕試しとして使うという悲しい扱い。無意味な敵扱いと言い、やはり自虐なのだろうか? ちなみにゲーム中では全くと言っていいほど触れられない(アニメ版で語られる)が、終盤に山ほど登場する雑魚敵「メガリオン(*3)」は「セガリオンのコピー機」という設定になっている。やはりセガの敵はセガなのだろうか。 特にうまい棒を作っているやおきんは登場人物たちの好物がうまい棒になっているなど、優遇されている。 しかしなぜかやおきんのヒーロー着はない。…おそらく、キャラクターの問題かと思われる。 これ以外にもスポンサー企業間で微妙に扱いに差がある。たとえばムーンスターはサッカー選手のヒーロー着「シノビストライカー」と野球選手のヒーロー着「クンフーバッター」と2種類もある。またくら寿司のヒーロー着が寿司職人、ピザハットのヒーロー着がピザ窯に手足の生えたようなロボット、ショウワノートが先生型とこの辺りは順当なのだが、なぜかケンタッキーのヒーロー着は関連性皆無のボクサー型。もっとも、カーネル・サンダース氏そのものを出すわけにもいかないとも言えるが…。 評価点 シンプルながら熱く王道を突っ走るシナリオ。 「大会での優勝」「幼馴染との友情と確執」「数多のライバル」といった要素をガッツリ盛り込み、終盤までキッチリ盛り上げていく。 基本的な構成は王道ながら、終盤、ライバルに対して手も足も出ない主人公が出会ったすべての人々の助けを借りて9999万円の資金と共に再びライバルに挑む展開は、非常に胸が熱くなる。 登場人物も知的なメガネアドバイザー、気の強い姉と言った定番から100億円の借金を押し付ける破戒僧、「お告げ」という形で次の目的を示してくれる友人などの変わり種まで様々。 ゲームとしては低学年層がターゲットのためか、あまり難易度は高くない。画面上に常に次の目的地が示される上、マップにはイベントのキーになる人物がわかりやすく表示されている。 とはいえ、油断するとそこそこ負ける程度には緊張感はある。特にボス級の敵は明らかにワンランク以上の強さなので、相性を考慮しないと非常に厳しい。 プロレスのような変わり種の戦闘システム。ただ「勝つ」ではなく「魅せて勝つ」ことが重要になってくる。 アクション要素はおひねりの奪い合いとガチンコの際のミニゲーム程度で、攻防は基本的にコマンド選択式なのでアクションが苦手でも安心。 ポール上のパフォーマンスなど、それこそプロレスにしか見えない要素もある。 各技の演出は長すぎず、それでいながらピシリと格好良く個性的で見栄えがよい。 イベント戦闘では必ず直前にセーブするかどうか聞いてくれる。 うっかりセーブしないまま長時間プレイしていても、重要な戦闘前に必ずセーブさせてくれる地味に親切でありがたい機能である。 賛否両論点 独特なオーラを放つパッケージ。 「¥」マークの前で¥のポーズを決める主人公、ギラギラ強い金ぴかのカラー、舞い散る札束とコイン……間違いなく本作を象徴しているデザインなのだが、押し出し方がキツくもある。 金に汚いゲームと誤解(?)され、「保護者が引いて買い与える気になれない」「子供も敬遠する」という指摘もあった。実際は正統派な少年漫画的展開だし、お金についても正しく(?)学べる内容なのだが。 もう少しマイルドな、普通のヒーローものに見えるデザインでもよかったかもしれない。ただ、内容を表す意味では別に間違っていないことに加え、最高のネタ要素ともなっているため判断の難しいところではある。 問題点 バランスが非常に大味。 属性の影響があまりに大きすぎるため、よほどのランク差がないと不利な属性のヒーロー着で勝つのはまず不可能。 たとえば『ポケモン』なら同じ「4枠の技で戦いあう」システムでも、さまざまなタイプの技を配置できるので不利な相手でも対処はある程度効くのだが、本作では一つのヒーロー着が持てる技は一つのタイプに統一されているためどうしようもない。 結局不利な相手にかち合ったら、有利な属性に変身するしかない。しかし変身したらしたでその隙を突かれる。 同じセガが展開していた『古代王者 恐竜キング』でも超わざが恐竜と属性が一致するものしか使えないという問題点があり、こちらは属性の変更ができない(*4)が、属性による影響は「少し有利不利になる」「戦い方次第では十分に押し切れる」程度になっていた。属性の数もあり「不利な相手にかち合う」というのも少なめだった。 ストーリー構成的にも疑問を感じる所がある。序盤に主人公専用ヒーロー着「エンター・ザ・ゴールド」(火属性)をもらえるのだが、よりにもよってシナリオ上の次の舞台は水属性使いばかりが集まるので、なかなか活躍させにくい。 その割には属性ごとの特色のようなものも感じられず(風は足の速いのが多い程度)、弱点を突く以外にあまり面白味のないシステムになっている。 エンカウント率が高めかつ、一戦が長引きやすい。 基本的に戦闘でやることは単調なので、何度も戦うと面倒になってくる。しかし降参すると敗北と同じ扱いになってゴールドベースに戻されるので、結局倒すしかない。 特に序盤は全体的に火力のしょっぱい通常技の打ち合いになりがちなので余計長引く。終盤強力なヒーロー着が集まってくるとだいぶ楽にはなるのだが。 「一切攻撃してこない代わりに体力が非常に高く戦闘にも制限時間付き、倒せれば多大なファイトマネー」というメタルスライム的存在もいるのだが、ひたすらタフな上に攻撃してこないため非常に面倒。特に倒せるだけの火力が自分側にないと結局引き分けにしかならない。もちろん面倒だからといって降参すればゴールドベース行きである。 メインシナリオは20時間程度とさほど長くはない。 サブイベントは潤沢だが、大抵が期間限定、かつ報酬も現金か消耗品、よくてレンタルヒーロー着が関の山。限定品はほぼもらえないので、やる意味があまり感じられない。一応レンタルヒーロー着は強めの技構成であることが多いが…。 内容は定番のバトルだったりお使いだったり以外にも、限定条件でのバトルや間違い探しなど変わり種も多いのだが。 サーバールームの管理が異常に面倒。 最終的に数十あるサーバーそれぞれにヒーロー着を設定しなければならないのはともかく、なぜかレンタル料回収も一個ずつ調べなければならない。料金は累積されるのでまとめて回収してもOKなのが救いだが、それでもいざしようとすると恐ろしく手間がかかる(しかも一回ずつメニューが開いてしまう)。 一見経営要素に見えるサーバールームとガッポリジムだが、ジムは5種類の機器を設置したらあとは放置するだけ、サーバールームも手間はかかるが結局「人気とレア度の高いヒーロー着を置いて放置するだけ」状態になっており、あまり経営している感がない。 「人気の波があってそれに合わせてヒーロー着のラインナップを変えないと儲からない」と言った要素があっても良かったかもしれない。とはいえ、小学生向けということを考えれば実際にはこの程度が妥当と思われる。 女性ファイトレーダーがモブ以外では皆無。それどころか顔有りの女性キャラ自体、直接には戦えない3人しかいない。 少年向け設定ということで、ここに力が入っていないのは仕方のない所かもしれない。 ただアニメ版では魅力的な女性キャラやファイターもそこそこ登場し好評だったため、そちらからゲームに入ってきたプレイヤーは戸惑うだろう。 総評 ゲーム自体の出来は「特に言うべき点もない佳作」なのだが、特異なまでの「金」へのこだわりが一種異様な雰囲気を発しており、単なる小学生向けゲームとは一線を画すものがある。 ゲームバランスを犠牲にしてまで「金を稼ぐこと」に執着したその姿勢は、自虐とも皮肉とも単なるギャグともとれる笑いどころと言える。 同じく「お金稼ぎ」をテーマとしたRPG作品に、ゼルダシリーズの脇役チンクルを主人公としたスピンオフ作品『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』があるが、ファンタジー世界ではなく現代的な世界観の中で、その上、小学生を主人公とした作品でこうも現実的かつ生々しい作風を徹底した作品を作り上げたセンスには恐れ入るところ。 名越氏肝いりの企画ということもあり、アニメ・玩具・アーケードゲームなど様々なクロスメディア展開が行われたが、不幸にも同時期に展開された『妖怪ウォッチ』の社会現象的ヒットに見事に呑み込まれてしまい、セールス的には芳しい評価は得られなかった。 売り上げがどうであろうと革新的すぎるゲームシステムや人を選ぶ作風を貫き通した本作もまた、同社の他作品の例に違わず「セガらしい作品」であると言えるだろう。 余談 本作発売から約半年後の2014年11月に続編である『ヒーローバンク2』がリリースされた。 トレーディングカードアーケードゲームとして『ヒーローバンク アーケード』が2014年7月より稼動。しかし2015年7月をもってサービス終了となり、筐体は『新甲虫王者ムシキング』に流用された。 一般的な印刷式のTCAGではロール紙を用いて印刷するところ、本作ではカード台紙を使って印刷が行われており、しかもキラカードまで排出できるという何気に凄い機能が搭載されていた。しかしながら、悲しいくらい知名度がないため、この凄さはあまり知られていない。 筐体こそ違うが、セガの『艦これ アーケード』『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』でも本作と同様の印刷方式が採用されている。 製作総指揮の名越氏は翌年、またしても金に物を言わせるゲームを生み出す事になる。 尚、案の定と言うか同作ではシノギ(稼ぎイベント)で主人公が「ジャリンジャリン稼ぐぜ!」と宣う。やはり本作の影響が見て取れる。 本作で仲間の一人である財前ミツオを演じる沢城みゆきもヒロインのマキムラマコト役で出演している。